テキスト ボックス: 「地球の歩き方 パリ&近郊の町 2013〜2014」 を携えてのPARISの旅

 

 

 

 

 

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X. パリ(PARIS)の街角を巡る(その2)

 

   11月13日(水)、晴れ。天気は日毎、変わっています。昨日の歩行距離、13.4km、歩数19,306歩でした。ドコモのガラケーに歩行計機能が

   ついているのです。

   昨日、晩飯への道中に「NAO De Brasil」という靴屋さんがあったので軽い靴を次男の薦めで購入しました。ここはカラフルな靴を売っているので

す。

   この靴について、インターネットで調べたのですが、これぐらいしか情報がないのです。⇒http://norrsken.jp/guide/buy/nao-do-brasil/

 

   軽い靴です。でも、歩いてみると、底にクッションがなく薄いから、結構、足に衝撃が来ます。これ、ウォーキングのシューズかな?違うなあ・・・・・

   まあ、1日ぐらいは大丈夫だろう。

 

   さあ、ルーブル美術館へ、リターンマッチです。昨日と同じコースでギャラリー・ラファイエットに向けて歩いて行きます。少しぐらい道を変えて

   歩いていきゃいいものを。全く、融通のきかん連中です。心に余裕が無いというか。

 

この日は「Chausses d‘Antie La Fayetie」駅からルーブルに向いました。(Operaの1つ手前の駅です。)

 

   天気がいいのと、撮ったカメラが昨日のと違って高級なものを使っているので綺麗ですね。但し、ページの容量の関係で画質は低下させています。

   新しい靴は軽いけど、「裸足で歩いている。」ような感触。なんか、違う・・・ウォーキングシューズではないような・・気になります。

  

ルーブル宮への入口の門です。

ルーブル美術館への入口のガラスのピラミッドです。

 

流石に今日は観光客が多いです。ルーブル宮の門を入るとアジア系の団体でいっぱいです。団体の後なんぞに並んでいたら、何時になったら

入場できるかわからないので、さっさと追い越して入口へ。  

 

   美術館の中、広いです。人が多いです。まずは、「モナリザ」を探せ、です。

   探すのに以外と時間かかりました。丸で迷路、案内板が正確ではないです。

 

 

 

   「モナリザ」さんの前はもう人の群れ。あきません。まともに見れません。皆さん、じっくりと見るよりも、写真を我先に撮ってます。

   次は「ミロのビーナス」を探せです。丸で、宝探しをしているような。

 

 

 

「ミロのビーナス」さんの周りも人の群れです。写真を見たら分かるように、私達も含めてアジア系の人達でいっぱいです。

   

 

 

   「目には目を、歯には歯を」で名高い「ムハラビ法典」です。ここは閑散としていました。

 

   この美術館、言われるように、全部くまなく詳細にじっくりと見ようとしたら1週間ぐらいはかかるでしょう。広くて展示物が多いです。歴史の勉強

   をしながら見なければ分からないものが多数あります。絵とか彫刻などにあまり興味のない私にとっては、怒られるかもしれませんが、乾物が並

べてあるだけのように思いました。人の息づかいが全く感じられない空間でした。

ただ、誰も周りにおらず、独りだけで居た場合、何か語りかけて来るものがあるのではないか、とも思いました。この人の多さは、感じる環境では

ありませんでした。

 

 

 

   若い女性達がやっていました。我々も真似をしてみましたが、どうでしょう??

 

 

「お〜い、もっと右や、左や、上や、下や〜」と大騒ぎしながらでしたが、決まってないなあ。

 

 

   1日かかる筈のルーブル美術館を、1時間程度で堪能。「モナリザ」さんと「ミロのビーナス」さんを見たら、日本に帰って、「おう、それそれ、

それは見たで。」と話はできる。

   さあ、今日はルーブルとオペラの間の街を探索しよう。昨日はルーブルの前の通りを東へ、途中で南に曲がってノートルダムに行きましたが

今日は逆に北に曲がってルーブル通りを行きます。

パッサージュとやらがある筈なので、見学に行こう。頭の中にある地図をたよりにGO。。

   この頭の中にある地図が問題で、半分くらい欠けているのです。

 

   パッサージュとは、「地球の歩き方」P48によると、

    「パリで最初にパッサージュが造られたのは1776年のこと。ガラス屋根に覆われたアーケイド・パッサージュは、やがて時代の最先端をゆく

     ショッピング街としてパリ市民の注目を浴びるようになった。20世紀後半には衰退し、なかには閉鎖されたものもあるが、その後改修され、

     往時の雰囲気がよみがえっている。」です。

   大阪で言うと天神橋筋商店街のようなものです。ただ、天神橋商店街は大通りと平行にありますが、パッサージュは大通りと大通りを結ぶよう

   に造られています。

 

   ルーブル美術館を出てから、どの道を通ったか、撮った写真と、景色の記憶、グーグルストリートビューを見ながら再現しました。

これを作るの、結構、時間かかりました。

 

  

 

   行くべきパッサージュは地図の左上の緑色の線。我々が歩いた道は赤色の線で示しています。目的地と完全に反対の方向に行ってます。

   結論から言うとの今回のパリ旅行ではパッサージュは見学出来ませんでした。次回の課題としたいと思います。

 

   ルーブル美術館を出てから、ルーブル通りを機軸に東側を探索してます。道が分からなくなったら、ルーブル通りへまずは戻る、を繰り返して

   います。同じ道を何回も通るという、全く、非効率な動きをしています。

足が痛いのに。この靴、本当に裸足で歩いている感触。石畳の上など、なんとも言えない、感触。痛い・・・

 

FRUITS DE MERと書いてあります。

モントルグイユ通りです。

 

   私が撮った写真を時間順に並べると上のようになります。いずこの通りもそれなりに趣きがあり、商店、CAFÉ,レストランが連なっていて、賑やかでした。

   楽しく散歩と、食事、買い物が出来るいい街筋でした。

写真の左下の通り、街灯があるモントルグイユ通りが一番、良かったかな。上の地図で言うと一番右上になる南北の通りです。

 

 

   次男が撮った写真を時間順に並べると上のようになります。二人共、右下の写真はこの地域での最後の写真です。そして、ほぼ、同時に撮って

います。サントスタッシュ教会の石段に腰掛けて、「腹へった」と言いながら撮った写真です。

 

さて、昼飯です。ご覧のとおり、この地域にはCAFÉやレストランはごまんとあります。

この季節にパリにいくのなら、絶対に「生牡蠣だよ。おいしいよ。」とフランスに留学経験のある友人から言われていました。なんとしても、食べなけ

れば。

   

   

 

   このお店の前を2回、通ったかな。「FRUITS DE MER」、直訳すれば「海のフルーツ」。生きている牡蠣やら、蟹、海老を売っているのです。

   このお店の隣に、レストランがありました。この二つは同じ店や。確信はないけれど、生牡蠣が食える。

   レストランの名前は、「Au Pied de Cochon」 ⇒ Au Pied de Cochon

 

   予約なしでも大丈夫でした。またもや、店の中は西欧人ばかり。年配のカップルの姿が目に付きます。皆さん、夫婦でランチを楽しんでいる

  風景です。席は昨晩のような相席ではありませんが、そんなには離れてはいません。通された席は左右に年配のカップル。

  渡された、メニューを見ました。メニューを見るのも、徐々に慣れてきています。でも、細かい所は全く分からないので、日本語で表現するならば、

「海の5種盛」をオーダー。ワインはいらない、水。(次男は全く酒を飲まないのです。)周りを見渡せば、皆さん、ガンガン、ワインを飲んでいます。

 

フランスパンとパテが先に出てきました。パテと言われても、これの食べ方が分かりません。多分、パンにはさんで食べるのでしょうが、パンだけ

でも十分に美味しいです。

 

「海の5種盛」が氷に乗せられて、バーンと出てきました。一番上に湯がいた海老、その周りに、生牡蠣、生アサリ、湯がいたつぶ貝、それに

蛤と赤貝を足して割ったような生貝が並べられています、見た目、デラックスです。右側に座っている婦人が、指さして、なんか言うのですが、良く

わかりません。多分、「これは美味しいよ。」なんて言ってたのでしょう。

 

           

 

長男夫婦も生牡蠣が好きで、良くあちらこちらで食べるらしいですが、数回、牡蠣にあたったとか。

その症状、「初期症状は海の匂いがするゲップが出てくる。そのうちに嘔吐と下痢を繰り返す。」

処方箋、「脱水症状になるのを防ぐため、水、お茶をのみ続ける。これで、2日位で治るそうです。」

 

生牡蠣、食った。生あさりを初めて食った。蛤のような生の貝も初めて食った。

ワインがなかったらあきません。水では消毒できません・・・・・・・

周りをあまり気にはしませんが、水を飲みながら、生貝を食っている東洋人は不気味に見えたでしょう。

次男は危険を察知して、湯がいてあるものしか食べません。食が進まんようです。

 

   半分くらい、残して、ラディション・シルブプレ・・・・・・・・

 

   このお店、「地球の歩き方」P290、フランス料理・ブラッスリー(軽い食事やお酒が飲める庶民的なレストラン)のページに掲載されています。

     「店名のピエ・ド・コションとは豚の足の意味。名物の豚足料理や、パリで一番と評判のオニオングラタンスープを試したい」

   隣りのご婦人は、「あなた方、なんてもん食べてるのよ。この店の名物は私達が食べている、これよ・・」と言っていたのかも。

 

  さて、午後の予定。次男は「自由の女神の写真を撮らなければいけない。」と言う。その理由は分かりません。また、そこで4時30分に長男と

  待ち合せをしているようです。時間があるので、凱旋門を登ってから行く事にしました。

  地下鉄は「LOUVRE RIVOLI」から1号線で凱旋門の下の駅、「CHARLES DE GAULLE ETOILE」駅へ。

  この駅名「CHARLES DE GAULLE ETOILE」、すごく気になったので、調べて見ました。もともとETOILE広場に作られた駅だったので、

  ETOILE駅と言ってのが、広場の名前が1970年にCHARLES DE GAULLE広場と改名されたので、二つの名前をくっつけた駅名になっ

  たのです。面白いですね、前の名前も残しながら名前を付けて行くなんて。日本の駅名は、「新」と言うのを付けるのが多いですよね。

 

  凱旋門、お金を払えば上まで登れます。螺旋階段を登って行きます。(後で聞いたのですがエレベーターもあるのです。)二人位が並んで登れ

  スペースがあります。従って、途中で休んでいる人を追い越して登る事ができます。

 

  急な螺旋階段、決して明るいとは言えない照明の中を登って行きます。やはり、居ました、途中でバテているのが。太ったおっさんでした。

 

凱旋門の螺旋階段です。

遠景はモンマルトルの丘です。

午後のエッフェル塔です。

シャンゼリゼ通りです。

シャンゼリゼ通りの延長線上、西側にあるビジネス街のビル群です。

凱旋門の真下にある無名戦士の墓です。

 

 

   足がパンパンであります。

自由の女神さんに行くには、地下鉄6号線で「CHARLES DE GAULLE ETOILE」駅から「PASSY」駅に行き、そこから歩きであります。

PASSY」駅は地上にありました。駅から、ビル・アケム橋を歩き、セーヌ川を半分渡ります。この橋のたもとからのエッフェル塔は大層、美しく見え

ます。

 

 

 

   橋を半分渡った所から、「白鳥の小径」と言う川の中の道が「自由の女神」まで続いています。距離にして1km弱ぐらいかな。石畳道が続きます。

   足の裏が・・・裏が・・・へん。

 

 

白鳥の小径の始まり。右も左もセーヌ川です。

セーヌ川右岸。

セーヌ川、左岸。左岸の方にクルーズ船の発着場所がありました。

白鳥の小径に入って歩くこと10分。自由の女神像がはっきりと見えて来ました。

パリの自由の女神です。

 

   パリの自由の女神像が秋の西日に映えながら見えて来ました。これで、一休み出来るわい。足の裏が、めちゃ痛い。

 

   「おっさん、あいつ後ろ向いてるで。」 

 

次男のこの言葉。正面からの写真、撮りに行くつもりや、この男。次の橋まで、また歩かな、前から撮られへん。

     「右手に聖書持って、こっち向いてるやろ。後でも前でもどっちでもいいやんか。わしはもう次の橋までなんか行けへんで・・・」

   次男は、自由の女神が立っているグルモネ橋を、右に、セーヌ川の右岸をミラボー橋へ。

     「あほ〜、兄貴と4時30分に自由の女神で待ち合せしたんやろ〜そんなん時間、もうないで〜」、後から罵りながら、ついて行きました。

   行く、途中、女神像全体がしっかりと見える所で、この像の前部分に適当な広場がある事が判明。

     「おお、そや、次の橋まで行かずとも、あの前の広場から写真撮れるで・・・」

 

 

この像はパリのアメリカ人団体からパリ市に寄贈されたものです。

パリ市が、フローレンス・グールド財団の支援を受け、像の修復を行いました。

自由の女神生誕100周年記念。

1986年6月23日

 

 

    

 

 

   図中のAFはなんの関係もありません。赤い四角が自由の女神像がある場所です。赤線は我々が歩いたコースです。

 

   5時過ぎに仕事を早く切り上げてくれた長男と合流、スーパーマーケットに買出しに。今日の晩飯は長男宅で。これは、本当に有り難いのです。

 

   


大きな地図で見る

 

 

   モノプリ(Monoprix)と言うスーパーマーケットです。上の図中にパリにあるこのマーケットの位置が示されています。

   「地球の歩き方」P366には、「パリの主要な地区なら必ず見つかるといっても過言ではない大手チェーン・スーパーマーケット」と記載されてい

ます。

おみやげを買うのには適してします。また、次男がお土産を買い始めました。フォアグラ、生ハム、ワイン、チーズ、チョコレート・・・ETC

 

ファイル:White mushroom, is widely distributed in the Carpathians.jpg

 この写真はWIKIPEDIAから拝借したものですが、松茸と良く似たきのこ、昨日

 市場で売っていた「セップ茸」がありました。

 いい匂いがしてます。

 当然、買いました。

焼いて、醤油をかけて食べました。

晩飯はドライカレー、これも美味しかったです。

 

食事を作る場所さえ確保できれば、以外とパリの味を自由に楽しめます。

 

 

 

 

   楽しく、よく歩いた1日も終わりました。パリに居るのも明日1日となりました。

   今日、1日、痛い・痛いと言いながらお世話になっていた靴です。これは、どう見ても、歩く、走る、靴ではないです。

日本に帰ってからは、ディンギーヨットの「ハイキングブーツ」になっています。

 

 

ブランド名は「NAO

靴の裏は見ての通り、薄くて滑り止めなんか全くありません。

スリッパと同じです。

一体、何用の靴なんですかね??

 

 

 

 

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