12.さあ帰ろう                                        TOP PAGEへ

 今回のパリの旅は前2回にも増してよく歩きました。
  3月29日:10.8km
  3月30日:17.7km
  3月31日:14.0km
  4月 1日:7.8km

  4月 2日:19.9km

 朝、ホテルのチェックアウトの際、フロントマンが請求書を出して来たのです。
 29€と書かれてあるのです。
  「なんですか、これは?」
    「宿泊にかかる税金です。」
  「なに?そんなの今まで払った事ないですよ。」
    「税金です。」
 タクシーを呼んでいたので、ひとまず払う事にして、帰国後、JTBさんにこの事態をクレームとして報告しておきました。
現地での、連絡ミスと言うことで支払ったお金は戻って来ましたが、あまりいい気分はしなかったですね。

 タクシーの運ちゃん、良く出来た人でした。
  「どこから来たのですか?」
    「日本。」
  「日本の何処?」
    「大阪。」
 彼のスマホを見せてくれる。そこには、我々が乗る便名と登場口等が表示されていました。
 外国語の理解度が異なるトラブルを防ぐためにもいい確認方法だと感心しました。シャルル・ドゴール空港は広いので、出発ゲートを確認するのは大切な事なのです。

 空港への道筋に大きな競技場があります。パリサンジェルマンを応援しているのに、あいつら駄目なんだ・・なんて嘆いていました。
 空港まで45分、料金は49€。

 昨日のインターネットチェックインで手元に搭乗券があるので、余裕です。トランク預けて、あとは乗るだけですから。空港も比較的空いていました。

 帰りの飛行機、前2回と異なるコースを飛びました。
  ロシアのバイカル湖の南を通過して、北京上空へ、仁川上空から日本へ。このコースには驚きました。日本とヨーロッパの航路でこんなコースを飛んでるのあまり見たことはないのです。(世界中の飛行中の航空機の位置が分かるWEBサイトがあり、パリ便の航路を良く見ているのです。)4月4日の15:00の天気図を見ても、通常コース上に際立った悪天候はありません。北京から仁川の間の方が気流が悪く、結構揺れたのです。
 この飛行機がシャルル・ド・ゴール空港を離陸してから2時間後位だったと思いますが、後方の座席の男性が倒れたのです。私がトイレに行こうとした時、通路に倒れていて、キャビンアテンドが首筋を抑えて病状を見ていました。その後、酸素吸入器を付けられカートに乗せられいつもはキャビンアテンドが居るスペースに運ばれていました。誰も、大騒ぎせずに、その対処はりっぱ。
 通常運行コースから離れたのは、この男性の症状が急変して危なくなったら、降りなければいけないので、北京と仁川の上を通る航路を選んだとしか思えないのです。 

 

 

 帰りの飛行機は1時間程度、搭乗時間が短くなるので以外と楽に感じます。今回も楽しい旅行をさせてもらいました。でも、私にとって、まだまだ、パリ、そしてフランス、ヨーロッパは未知の国です。今後も機会を見つけて行こうと思っています。

 

 

 

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