9.ジヴェルニーへ                                      TOP PAGEへ

4月1日、市場見学の後は郊外のジヴェルニー、「モネの家」へ。パリからジヴェルニーまでは、100km程度、車で1時間程度です。幹線から離れて、セーヌ川を渡ると、フランスの田舎道と田舎の家々が並びます。

 旅本には、「モネの家は彼が住んでいた(43歳~86歳で亡くなるまで)当時のまま保存され、名作「睡蓮」を生んだ庭は花の咲く季節だけ一般公開されている。モネの家の内部には、彼が集めた膨大な浮世絵コレクションが飾られている。日本の影響を強く受けた太鼓橋のかかる池には、モネにとって限りないインスピレーションの源となった、あの睡蓮の花が浮かんでいる。」と書かれています。


モネの家に至る道筋にある村の家。

どこに行っても、家のある所には教会があります。

村の中の道、誰も居ないです。

モネの家の入口です。
ATELIER DES NYMPHWAS と書かれています。

 あの、睡蓮が描かれた池なのですが、春先、且つ、強風が吹き荒れた翌日の水面には・・・
 「ない・・・ない・・・睡蓮がない。去年はあったのに・・・」とは、長男の弁。
 「去年って、何月?」
   「6月・・・・」
 


ないです、睡蓮の葉っぱ。まだ、水の中で寝ているのです。

竹が茂ってるのです。丸で、日本の風景です。

 


庭には春の花が咲き揃ってます。水仙。

チューリップ。

八重桜が満開でした。

クロード・モネ財団と愛知県豊橋市の総合動植物公園(のん
ほいパーク)との交流を記念して、ツツジ(豊橋市の花)と、
次郎柿(豊橋市の名産)を植樹する。1998年5月25日。
とプレートに書かれています。

 このモネの家には、庭園といい、家屋内といい、日本文化の「かけら」が満ち溢れていました。特にモネの浮世絵コレクションは目を見張るものがあります。
 この屋敷には大勢の外国人が訪れています。彼等にモネは永遠に日本を紹介、宣伝していてくれると思うと嬉しくなってしまいます。芸術の力の大きさを感じた時でした。


膨大なモネの浮世絵コレクションの一部です。

当時の調理器具がそのままの形で保存されています。
 

 このモネの家の庭園の一部は日本の「ガーデンミュージアム比叡」にコピー展示されています。なかなか良くできているので、フランスに行かなくても鑑賞することができます。⇒ガーデンミュージアム比叡

 追加:2015年7月のモネの家のです。

 

 

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